エイリアン コヴェナント |
2017年 アメリカ (ALIEN: COVENANT)
ホラー・SF・スリラー
<監督>リドリー・スコット
<キャスト>
マイケル・ファスベンダー , キャサリン・ウォーターストン , ビリー・クラダップ , ダニー・マクブライド , ジェームズ・フランコ , ガイ・ピアース, エイミー・サイメッツ
<ストーリー>
宇宙移住計画により、惑星オリガエ-6を目指していたコヴェナント号は、アクシデントに襲われ、船長を失ってしまう。船長代理となったオラム(ビリー・クラダップ)は、計画を変更して、近くに存在する地球環境に似た惑星に向かうが・・・。
<感想>
「プロメテウス」の続編です。
謎に包まれ、キャラクターも強烈だった「プロメテウス」に比べると、面白さは格段に下がりました。
特に、登場人物に魅力的なキャラクターがいないところ。
強い女性の登場を期待していましたが、キャサリン・ウォーターストンでは役不足でした。
他のキャラクターも、個性がなくて、面白みもなし。
「エイリアン」シリーズで見たショッキングシーンの再現が多いところもがっかりです。
あのシーンも、このシーンも、見たことのあることばかり。
今までの作品の名場面?!を、今の技術で再現したかったのかもしれませんが、見ている方としては、マンネリ感が強すぎです。
そして肝心のエイリアンは、まだまだ完成途中で、おぞましさ、恐ろしさが全く足りません。
二足歩行するエイリアンだったり、いろいろなタイプのエイリアンが出てくるのですが、どれもこれもまだまだです。
まあ、この試行錯誤から、あの恐ろしくてまがまがしいエイリアンが誕生すると思えば、少しは耐えられますが・・・。
そして、アンドロイド・・・!
人類は、結局、自分の作ったものに、破滅させられるのか?!
彼を主人公にしてもイマイチ面白くないです(^_^;。
同じ監督なのに何故?というか、同じ監督だからこそこんなことになってしまったのでしょうか。
しかたがないので、鑑賞後、再び「プロメテウス」を再見したのですが、話のつながりがイマイチ納得できなかったものの、やっぱり、「プロメテウス」の方が、ずっと面白かったです。
それにしても、マイケル・ファスベンダー、アンドロイドなのに、年取ってたなぁ・・・(^_^;。(2017,09,27)
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