エスター           |  
  
2009年 アメリカ(ORPHAN) 
ミステリー・スリラー    
  
<監督>ジャウマ・コレット=セラ 
<キャスト>ヴェラ・ファーミガ ,   ピーター・サースガード ,   CCH・パウンダー ,  イザベル・ファーマン
  
<ストーリー> 
コールマン夫妻(ヴェラ・ファーミガ、ピーター・サースガード)は、子どもを死産した悲しみからなかなか立ち直ることが出来ずにいた。そこで、地元の孤児院を訪ねてみると、エスター(イザベル・ファーマン)という聡明な少女に惹きつけられ、養子として、引き取ることにする。しかし、一緒に暮らすうちに、ケイトは、エスターの恐ろしい本性に気づき始める・・・。
  
<感想> 
予告編がとても異様で、面白そうだったし、レオが制作に参加していたので、絶対見たかった作品です。
  
一風変わったところもあるけれど、とてもかわいらしくて、聡明なエスター。 
でも、実は・・・。 
という映画です。 
予告編には、可愛い顔をしたエスターが、暴れ狂ったり、叫んだりするシーンがあって、いったいこれはどういうこと?!と思っていました。
  
見てみると、本編は、予想以上に、恐ろしかったーーー(^^;。 
最悪な事態が次々に起こって、 
誰か早く気づいて!!と、祈りつつ見ていました。
  
でも、映画の中の登場人物たちが、そんなに早く気づくわけもなく・・・。 
最後の最後まで、恐ろしくて、エキサイティングな映画でした。
  
彼女の本当の正体が分かったときは、おぞましく、しかし、一抹の、哀れさも感じました。 
でも、また現れるのでは・・・という恐ろしさも、最後の最後まで感じて、相当びびってしまいました(^^)。
  
この映画は、エスターを演じたイザベル・ファーマンあっての映画ですね〜。 
彼女は、この役柄にぴったりで、好演かつ熱演です。 
可愛い顔をしていながら、恐ろしい表情も出来、不気味さも感じさせられました。 
彼女がいなかったら、この映画は、成り立たなかったのではないかしら。(2010,11,21)
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