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大阪ハムレット      


2008年 日本 コメディー   

<監督>光石富士朗
<キャスト>松坂慶子 , 岸部一徳

<ストーリー>
父親(間寛平)が急死した久保家には、妻の房子(松坂慶子)と3人の子供(森田直幸、久野雅弘、大塚智哉)が残された。そんな久保家に、ある日、父親の弟(岸部一徳)が訪れ、同居することになった。3人の子供は戸惑うが、それなりに彼を受け入れ、房子は、アルバイトのスナック勤めに精を出す。しかし、元気そうに見える子供達3人は、実は、それぞれ悩みを抱えていた・・・。

<感想>
森下裕美の同名コミックの映画化です。
原作は知りませんが、コテコテの大阪物語で、笑えました。
そう、大阪って、あんな人たち、普通にいるんですよ〜〜!?(^^)。

おおらかで明るい、松坂慶子演じる房子。いいですね〜。最近、太りすぎ(^^;と思っていた彼女ですが、それもこの役のためだったのかもと、思ってしまったほど、この映画の彼女は、ふくよかで、しかも輝いています。
とぼけてて正体の知れない、岸辺一徳演じるおじさんもナイスです。彼のこの雰囲気は、誰にも真似できませんよね。

子供達は子供達で、中3の長男は、老け顔のせいで、大学生に間違われ、大学生のお姉さんとお付き合いしちゃうし、ヤンキーの次男は、教師にハムレットのようだと言われ、「ハムレット」を読み始め、怒ったり悩んだり。小学生の三男は、教室で「女の子になりたい!」と宣言しちゃうし・・・(^^)。
悩み多き彼らなのですが、見ているうちに、”やりたいことをやってしまう幸せ”を感じる事が出来ます。

映画を見た後は、明るくて、楽しくて、そして元気になれました。
今ちょっと落ち込んでいて、元気を出したい方は、是非どうぞ(^^)。(2009,02,04)



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