インサイド・マン  |
２００６年 アメリカ 犯罪・スリラー 
＜監督＞スパイク・リー
＜キャスト＞デンゼル・ワシントン , クライヴ・オーウェン , ジョディ・フォスター , クリストファー・プラマー , ウィレム・デフォー , キウェテル・イジョフォー
＜ストーリー＞
マンハッタン信託銀行にジャンプスーツ姿の４人が侵入し、銀行の従業員と客を人質に立てこもった。連絡を受けたNY市警のフレイジャー（デンゼル・ワシントン）と、ミッチェル（キウェテル・イジョフォー）は、現場に急行。犯人との駆け引きが始まった。一方、銀行の会長アーサー・ケイス（クリストファー・プラマー）は、銀行襲撃の一報をうけて、顔をこわばらすのだった・・・。
＜感想＞
何しろ配役が豪華でしかも実力派揃いなので、安心して見ていられました。
しかも、出だしから引き込まれるスピード感と、緊迫感。
計算され尽くされた銀行強盗の行動と、それに翻弄されるNY市警の対象がとても面白かったです。
いったい彼らは何を狙っているのか？？
最後の最後までそれは明らかになりません。
市警と違って、私たちは、銀行強盗側の行動も分かっているのに、それでも、彼らの真意が分からず、ドキドキしてしまいました。
それにしても、彼らのあの手際の良さは、尋常ではありませんでしたね〜(^^)。
ただ、この犯罪の背景となる事実がサラリとしか描かれていないことで、全体の締まりが悪いのが残念。そういうことを主張するような映画ではないのかもしれないけれど、犯行の緻密さに比べて、動機付けが薄く感じてしまいました。ジョディーの存在感も、期待したほどでなく、あまり必要なかった人だったかも。
でも、それ以外は、とても面白い映画でしたね〜〜。
この手口を、本物の銀行強盗犯がマネしないことを祈ります〜(^^)。(2006,06,10)
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