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イリュージョン         |  
  
2011年 フランス・ポーランド・イギリス 
ミステリー・スリラー   
  
<監督>パヴェウ・パヴリコフスキ 
<キャスト>	イーサン・ホーク	,  クリスティン・スコット・トーマス	
  
<ストーリー> 
アメリカ人作家のトム(イーサン・ホーク)は、別れた妻子に会うためにフランスにやってきたが、妻には、冷たくあしらわれた上、バスで居眠りしている内に、荷物を全て盗まれてしまう・・・。
  
<感想> 
全てが謎に包まれたストーリーでした。 
そんなわけで、途中で、不覚にも、ちょっと意識を失った箇所もあり、肝心なところを見逃した?と思って、再度見直しました。 
でも、よ〜く見てみても、疑問は疑問として残ったまま、謎の答えは得られませんでした。なーーんだ(^_^;。
  
彼と妻との間に何があったのか、彼が泊まったホテルの胡散臭さなど、色々なところが分からないままでしたが、それは、まあ、映画にはよくあること。 
ただし、パーティーで出会った女性の正体・・・これは後で、分かるのですが、では、彼女と彼との繋がりはいったい何があったのか。 
これは、どうも、何もなかった?!という感じなので、そこのところがとても消化不良なのでした。 
不幸な者同士、引き付けられたという解釈では、説得力がなさ過ぎです・・・。
  
それにこの邦題「イリュージョン」・・・(^_^;。 
この言葉には、マジックショウの出し物のイメージがあったので、ハリウッド映画的に、最後には、何か、大がかりな謎解きとか、どんでん返しがあるのか?!と期待したのですが、それはなし。 
そもそも、この映画の雰囲気では、そんなこと、ありそうになかったですが・・・(^_^;。
  
主演はイーサン・ホーク。 
彼、いまだに、ちょこちょこと主演映画があって、うれしいところです。 
そして、フランス映画ということで、セリフがほとんどがフランス語。 
堪能かどうかは、分かりませんが、フランス語のセリフというだけで、すごい!と思ってしまいました。 
落ちぶれた作家の雰囲気も、なかなか素敵です。(2016,04,30)
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