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アラビアの女王 愛と宿命の日々      


2015年 アメリカ・モロッコ
伝記・歴史   

<監督>ヴェルナー・ヘルツォーク
<キャスト> ニコール・キッドマン , ジェームズ・フランコ , ダミアン・ルイス , ロバート・パティンソン

<ストーリー>
20世紀初頭、イギリス。裕福な才女、ガートルード・ベル(ニコール・キッドマン)は、イギリスに飽き足らず、ペルシャへと旅だった。その地でヘンリー(ジェームズ・フランコ)と恋に落ちるが、父親(デヴィッド・コールダー)の反対にあい、一旦、イギリスに戻るのだが・・・。

<感想>
イラク王国建国の立役者的役割を果たした、諜報員で考古学者、登山家のイギリス女性、ガートルード・ベルの物語です。

オックスフォード大学を首席で卒業した彼女は、イギリスの社交界では収まりきらず、英国鉄鋼王の父親に頼み込んで、ペルシャへと旅立ち、アラブの民に”砂漠の女王”と呼ばれ、アラビア半島に国境線を引くという、功績を残したそうです。

彼女のことは、全く知りませんでした(^_^;。
素晴らしい行動力!
治安も不安定で、ただでさえ過酷な砂漠を女一人で(もちろん、案内人などは同行しましたが)、旅するなんて、すごすぎます。

でも、映画では、そのすごすぎる行動力や政治力は、あまり伝わってきませんでした。
美しすぎるニコール・キッドマンが主演だったからでしょうか。
二つのロマンスが描かれていて、そこばかりが記憶に残りましたが、その他の功績は、なんだか淡々と描かれていて、彼女の本当のすごさがあまり伝わってこないのが、とても残念でした。(2018,04,22)



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