ある会社員　　　　　　 ２０１２年　韓国　（A COMPANY MAN） アクション・犯罪　　　 ＜監督＞イム・サンユン ＜キャスト＞ソ・ジソブ, イ・ミヨン, クァク・ドウォン ＜ストーリー＞ 普通の会社員ヒョンド（ソ・ジソブ）が勤めている会社は、実は、殺人請負会社だった。ある日、アルバイトの殺し屋の青年（キム・ドンジュン）と仕事をするが、彼の任務は、最後には、その青年を殺害することだった・・・。 ＜感想＞ ユニークな設定の映画でした。 普通の会社を装っていながら、実は殺人請負会社で、当然そこに勤める会社員は、実は殺し屋たちだった・・・というのですから。 最初は、そんな設定を知らずに見始めたので、イマイチ話が分からなず、しばらく戸惑いながら見ていました。 まさしく、まるでマンガのような話なのです。 冒頭の殺人シーンは、韓国映画らしく、激しいアクション満載で、とても楽しめました。 でも、そんな洗練された”殺人会社”に勤めている割に、主人公の心にブレが生じます。 それが、昔憧れていた女性に出会ったから・・・というわけではなく、逆に、その心のブレによって、女性と会うことが出来たのでした。 彼が会社のエリートだからなのか、会社による彼に対する処分が甘かったのは、ちょっと気になるところです。 終盤は、またまた激しい銃撃戦となりました。 全員プロの殺し屋なのに、あんな風に全滅してしまうところがすごい(^_^;。 主演のソ・ジソブは長身で、スーツが似合う”会社員”。クールでかっこよかったです。(2022,07,11)