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オペラ座 血の喝采          |  
  
1988年 イタリア (TERROR AT THE OPERA) 
ホラー・ミステリー・スリラー    
  
<監督>ダリオ・アルジェント 
<キャスト>
クリスティナ・マルシラック	,  ウルバノ・バルベリーニ	
  
<ストーリー> 
オペラ「マクベス」の代役に抜擢されたヒロイン、ベティ(クリスティナ・マルシラック)の舞台は大成功するが、彼女の周辺で不気味な事件が起こり始める。そして、彼女の身にも、危険が迫ってくる・・・。
  
<感想> 
「サスペリア」の監督・ダリオ・アルジェントの作品です。
  
オペラの小道具?として、本物のカラスを飛ばすという奇想天外な舞台がもうすでにサイコチックで、不気味だけど、何故か笑えます。 
舞台だけでなく、客席にまで縦横無尽に飛び交うカラスたち。 
シュールすぎて、
そんな舞台、主演女優が逃げ出しちゃうのも分かります。
  
そして、その代役となったベティの身の上に起こる、身の毛もよだつような恐怖とは・・・?
  
カラスのシーンから始まり、犯人の目線でカメラが移動するのですが、この目線が大人の目線よりも低いので、これは、何か動物が犯人なのか?!と思ったりしたのですが、全くの的外れでした(^_^;。
  
ヒロインの目に施される”針の瞬き防止装置”は、おどろおどろしく、もっと悲惨なことになりそうですが、そんなこともなく、また、こんな大事件なのに、警察もさほど活躍せず、終盤は一転明るい草原のシーンで、違和感たっぷり。 
その上、あの人が犯人とは!?
  
とにかく突っ込みどころ満載で、楽しい?!ホラーミステリーでございました。 
最近のホラーに飽き飽きした人は、ある意味衝撃的で面白く感じるかもしれません(^▽^)。
  
同監督の名作「サスペリア」は、いろいろな事情で最後まできっちり見たことがないので、俄然見たくなってしまいました。(2018,06,24)
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