シネマチェックトップページ50音別indexア行index 


悪のクロニクル     


2015年 韓国 (THE CHRONICLES OF EVIL)
サスペンス・犯罪   

<監督>ペク・ウナク
<キャスト>ソン・ヒョンジュ, パク・ソジュン, マ・ドンソク

<ストーリー>
韓国。チェ刑事(ソン・ヒョンジュ)は、大統領賞を受賞し昇進も目前だった。その祝いの会からタクシーで帰宅途中、突然タクシー運転手が襲いかかって来る・・・。

<感想>
韓国映画では、市民から嫌われているように描かれることの多い警察ですが、
この作品でも、したりでした。
もう、賄賂や袖の下など当たり前みたいな感じで描かれています。

そんな刑事が、昇進目前で、殺人を犯してしまうのでした。
しかも、犯行そのものが、自分の知らない状況に発展していて、不安と恐怖のどん底に落ちてゆきます。
果たしていったい誰が何故こんなことをしているのか??

最初の段階で、殺人を隠蔽しようとする心境が正直分かりませんでした。正当防衛でしょう?過剰防衛になってしまうのかな?
昇進問題も大きな要因でしょうが、それでも、現代の捜査レベルを考えると、到底逃げ切れるとは思えないのですけどね。

犯人については、最初の方で目星が付いてしまったので、ラストに真相が分かっても、やっぱりねと、意外感がありませんでした。そして、その理由も、ただの身勝手に感じられたのでした。

ただ、端役でマ・ドンソクが登場するので、テンション上がりました(^▽^)。(2021,02,01)



シネマチェックトップへ