オリエント急行殺人事件　　　　　　 ２０１７年　アメリカ　（MURDER ON THE ORIENT EXPRESS） 犯罪・ミステリー　　　 ＜監督＞ケネス・ブラナー ＜キャスト＞ ケネス・ブラナー , ペネロペ・クルス , ウィレム・デフォー , ジュディ・デンチ , ジョニー・デップ , ミシェル・ファイファー , デイジー・リドリー, ルーシー・ボーイントン , オリヴィア・コールマン ＜ストーリー＞ 名探偵エルキュール・ポアロ（ケネス・ブラナー）は、豪華列車オリエント急行に乗ってイギリスへと向かっていた。しかし、列車内で殺人事件が起こり、さらに、雪のために、列車が脱線してしまう・・・。 ＜感想＞ キャストは豪華ですが、原作も読んでいるし、昔の映画も見たことがあり、結末は分かっているので、それでも面白く見ることが出来るのか、少々不安を感じながらの鑑賞でした。 冒頭は、今話題のエルサレムの”嘆きの壁”のシーンからで、偶然とはいえ、タイムリーだったような(^_^;。 ストーリーは・・・やはりオチを知っているので、誰が、何を言おうと、どういう行動を取ろうと、結局、最後は、アレなのよねというのが頭の片隅に常にあり、それが邪魔をしてあまり集中できませんでした。 やっぱり、推理物は、結末を知っていると、どんなに豪華に作られていても、面白みは半減です。 しかも、ポワロのしゃべり方や、その所作は、ドラマ版の「名探偵ポアロ」のデヴィッド・スーシェのイメージが強くて、なんとなく違和感が・・・。 ケネス・ブラナーも、それなりによかったとは思うのですが、、時間の都合で吹き替え版を見たので、草刈正雄の吹き替えが違和感の上塗りをしたのかもしれません(^_^;。 他の声優も、しっくりこない人が何人かいて、あぁ、やっぱり、洋画は字幕版に限るよねと改めて思いました。 ただ、映像は、綺麗でした。 風景は雄大で美しく、オリエント急行内部も、豪華です。 あんな列車の一等で、豪華旅行するのは、それはそれで、あこがれてしまうところです。(2017,12,09)