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イタリア的、恋愛マニュアル |
2005年 イタリア コメディー・ロマンス
<監督>ジョヴァンニ・ヴェロネージ
<キャスト>シルヴィオ・ムッチーノ , ジャスミン・トリンカ , アニタ・カプリオーリ
<ストーリー>
4組のカップルのそれぞれの恋愛模様。
「第一章 めぐり逢って」仕事も彼女もない青年トンマーゾ(シルヴィオ・ムッチーノ)が偶然出会ったジュリア(ジャスミン・トリンカ)に一目惚れするが・・・。
「第二章 すれ違って」倦怠期を迎えた夫婦の物語。
「第三章 よそ見して」婦人警官のオルネッラ(ルチャーナ・リッティツェット)が、夫の浮気を目撃してしまい・・・。
「第四章 棄てられて」妻に逃げられた小児科医の奮闘記。
<感想>
陽気で明るく、恋愛の達人というイメージが強いイタリア人。でも、やっぱり、いろいろな苦労はあるようですね(^^)。
第一章の若いカップルから始まって、第四章の初老の医師の話まで、ちょっとずつ関連がある群像劇のようなストーリーになっていて、おしゃれで面白かったです。
映画の元になっているのは、恋愛マニュアルとして本屋で売っているCD付きのマニュアル書。
恋愛の”恋”、”危機”、”浮気”、”別離”の各段階にそって、愛の形を描いています。
本人にしてみれば大変なことでも、端から見ると、くすっと笑ってしまうことも多くて、気軽に楽しめました。
第一章のトンマーゾは、あれでは、まるでストーカーですが、ストーカーの定義は、相手が恐怖を感じるかどうかなので、この場合は、彼女も、彼を一目で気に入ってしまったということでしょうね。彼の友達が、彼女に熱中している彼のことをヤレヤレというように、カメラ目線であきれる所なども、面白かったです(^^)。
他の章は、どんどん年齢を重ねたカップルになってゆきますが、それぞれに、ハラハラしたり、クスッと笑えたり、ホロリとしたり、いろいろな愛の形が、おしゃれに、楽しく描かれています。
この映画は、本国イタリアで大ヒットしたそうで、登場する俳優さんは、ほとんど知らない人ばかりでしたが、そんなハンディを感じさせないぐらい面白かったです(^^)。恋愛に悩んでいる、そこのあなた!こんな映画が効くかもしれませんよ〜(^^)。(2008,08,28)
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