嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん　　　　　　 ２０１０年　日本 青春・ロマンス　　　 ＜監督＞瀬田なつき ＜キャスト＞ 大政絢, 染谷将太, 鈴木卓爾, 鈴木京香, ＜ストーリー＞ 御園マユ（大政絢）は、キュートな容姿の高校２年生。だが、何事にも無関心、無感動な日常を送っていた。そんなある日、マユの前に、みーくん（染谷将太）が現れる。実は、マユとみーくんは、幼い頃、誘拐事件に巻き込まれ、悲惨な体験をしていたのだ・・・。 ＜感想＞ ライトノベル作家、入間人間の同名デビュー作の映画化です。 原作は、１００万部以上も売れたそうです。すごい！ といっても、私は、原作は、未読。 「パンドラの匣」の染谷将太君が主演なので、ずっと見たいと思っていて、レンタル開始と同時に借りました。 題名から、明るく、楽しいラブコメかなと思って見始めたのですが・・・。 まあ、途中までは、そうでした。 でも、見終わってみると、実は、悲惨な暗い過去を持つ、みーくんと、まーちゃんの、危うい日常を描いた、重い映画なのでした。 それでも、映画は、ポップで、明るい雰囲気を前面に押し出しています。 原作を読んだ方は、おわかりでしょうが、そうでないと、年齢制限が、厳しく付くような内容です。 １０年前に誘拐されたみーくんと、まーちゃん。 そのトラウマのために、題名通り、みーくんは嘘つきで、まーちゃんは壊れています。 そのために、まーちゃんには、ある大きな秘密があり、みーくんは、そんなまーちゃんを、必死で守ろうと、奔走するのでした。 そして実は・・・。 主演の、大政絢が、とてもキュート。 壊れ方もいいです(^^)。 染谷将太君は、「パンドラの匣」の方がよかったかな。 気軽な映画だと思って見ていると、途中で、戦慄することになりますよーーー(^^;。(2011,07,17)