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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。      


2023年 日本
ロマンス・戦争    

<監督>成田洋一
<キャスト> 福原遥, 水上恒司, 中嶋朋子, 津田寛治, 松坂慶子

<ストーリー>
女子高生の百合(福原遥)は、母親(中嶋朋子)とけんかして家を飛び出すが、朝、気がつくと、そこは今までとは全く違う、太平洋戦争末期の日本だった・・・。

<感想>
公開時、リピーターの多さが話題になっていて、気になっていた作品です。

女子高生が、太平洋戦争末期の日本にタイムスリップして、特攻隊員の青年と恋に落ちる物語でした。

今時の女子高生が日本のあの時代に行ってしまったら、きっと大きな衝撃を受けるだろうなと、想像に難くありません。

物語は、その通りに進み、ラストは、やっぱり涙でした(T_T)。

今まで見てきた戦争映画の中でも、今風で、若い世代が抵抗なく見ることのできる作品だと思いました。
実際のあの時代、日本は、もっとピリピリしていて、もっと不自由だっただろうなと思います。
国もそうですが、一般市民に至っても、戦時教育が行き届き、”非国民”な人間を許す心の余裕もなかったのではと思います。
でもそんな時代考証に忠実な映画では、今の若い世代は、ついて行けず、ただのフィクションとして、広い世代に受け入れられることはなかっただろうと思うわけで、その点、この甘っちょろい戦争映画も意味があるのだと思われます。

個人的な好き嫌いでいうと、福原遥の演技が、いまいち気に入らなかったのですが、
水上恒司は、改名してから、断然よくなったと思われます。ハンサムだし、台詞も聞こえがいい。

百合の花の丘は、とてもきれいで、恥ずかしくも、胸キュンでした(^_^)。

ラストは、想像できたのに、やっぱり泣きました(2025,-2,24)






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