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ある閉ざされた雪の山荘で      


2024年 日本
サスペンス・ミステリー    

<監督>飯塚健
<キャスト> 重岡大毅, 間宮祥太朗, 中条あやみ

<ストーリー>
ある山荘に、若手俳優7人が、芝居のキャスティングのために集められるが、メンバーが次々と姿を消してゆく・・・。

<感想>
いかにも東野圭吾さん風な題名だなと思ったら、まさに東野圭吾原作の作品でした。
原作の発売が1996年なので、相当古い作品。きっと私も当時読んだことがあると思うけれど、もちろん内容は、忘れていて、新鮮に見ることが出来ました。

バスをチャーターしたり、立派な山荘が舞台になったり、(普通貧乏なイメージの)劇団の話としては、違和感があったけれど、団員の中に、金持ちの娘がいるので、そのおかげなのかと納得したり。
キャストは、意外と豪華で、うれしかったけれど、シリアスな物語を日本の俳優が演じていると、何故かわざとらしく感じてしまって、なんとなく座り心地が悪かったです。
普段、ドラマとか見てないので、見慣れてないからでしょうか。

ストーリーも、原作と変更点があるのかどうなのか。
殺人事件が疑われるのに、芝居の配役のためということで、警察に知らせずに合宿を続けるなんて、普通の神経とは思えませんでした。

今ちょうどクリスティの「そして誰もいなくなった」を読んでいるので、ジャストタイミングかと思ったのに、むしろちょっとがっかりでしたねーー。
口直しに改めて東野さんの原作を読んでみようかしら。(2024,06,16)






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