美しい星          |  
  
2016年 日本 
SF・コメディー     
  
<監督>吉田大八 
<キャスト>
リリー・フランキー	,  亀梨和也	,  橋本愛	,  中嶋朋子	,  佐々木蔵之介	
  
<ストーリー> 
気象予報士の大杉重一郎(リリー・フランキー)は、ある日、意識を失い、その時から、自分を火星人だと思い込む。また、娘の暁子(橋本愛)も、自分が金星人であることを自覚するのだった・・・。
  
<感想> 
1962年に発表された三島由紀夫の原作の映画化です。 
映画化されると聞いて、原作を読み直していたので、映画も見てみました。
  
映画の舞台は、現代に置き換わっているので、いろいろ違うところも多くて、最初はびっくりしましたが、大筋は、同じで、宇宙人であることを自覚した家族が「美しい星」地球を救おうとします。
  
元々が荒唐無稽な話なので、途中、笑える箇所も多くて、結構気軽に見れました。 
重一郎がお天気キャスターという設定は、ばっちりでしたね〜(^_^)。
  
残念だったのは、家族の宇宙人感が希薄だったこと。お母さんが地球人だし・・・(^_^;。 
そして、重一郎と敵対する勢力が、原作と比べて縮小し、両者の対決が曖昧になってしまったことでした。
  
主演のリリー・フランキーは、あの怪しげなポーズと目つきが、なかなかよかったです。 
ポーズを決める時、ちょっとふらつくのが、気になりましたが、その分、胡散臭さが増してよかったかも!? 
一番原作のイメージにぴったりだったのは、暁子役の橋本愛でした。 
あの奇妙な金星踊り、よかったです(^_^)。(2017,06,03)
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