ウルトラミラクルラブストーリー |
2009年 日本
ロマンス
<監督>横浜聡子
<キャスト>松山ケンイチ , 麻生久美子 , ARATA , 藤田弓子 , 原田芳雄
<ストーリー>
青森で、野菜を作りながら一人暮らしをしている水木陽人(松山ケンイチ)。ある日、トラックで野菜を売っていて、彼は、東京から来た保育士の町子先生(麻生久美子)と出会う。彼女に一目惚れした陽人は、町子先生につきまとうのだが、町子先生は、昔の恋人をまだ忘れられないのだった・・・。
<感想>
まず、舞台が青森なので、台詞が思いっきり青森弁(^^)。
最初のうちは、何をしゃべっているのか、ほとんど分かりませんでした(^^;。
その部分だけでも、驚きの映画なのですが・・・(^^;。
ほかにもいろいろ、驚愕のシーンがあったりして、なかなか、すごい映画でした(^^)。
陽人は、落ち着きがなく、突飛なことをしてしまう青年。
周りも、そのことを十分に理解して、それなりの対策を立てたり、対応をして、生活をしています。
彼も、自分のことがよく分かっていて、
一目惚れしてしまった町子先生に、どうしたら気に入られるか、どうしたら、結婚できるかと、真剣に考えた末に、あんなことをしてしまったのでしょう。
その純真さに、心打たれますが、やっぱり、困ったものです・・・(^^;。
予告編にもありましたが、「進化!」という陽人の台詞、このセリフが、この映画の肝のような気がします。
農薬をかけられた野菜のように、美しく、大きく、今まで以上の自分になって、町子先生と結婚したいという気持ち。
そこが、ウルトラで、ミラクルなラブストーリーなのでしょう。
ただ、あれやこれや、分からないところも多く、普通のロマンス映画ではなく、ファンタジーですね、きっと・・・(^^)。
それにしても、ラストは、どういうことなのか??
自然に帰って、本当に進化をするということなのか??
でも、不気味で、おぞましかったんですけどーーー(^^;。
主演が、松山ケンイチと、麻生久美子で、それぞれに魅力的でした。
脇も、しっかりした俳優で固められています。
でなかったら、最後まで見るのがつらかったかも・・・(^^;。
それにしても、無農薬野菜って言って売ってたけど、無農薬じゃなかったじゃんねーーー(^^;。(2010,06,13)
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