アンノウン           |  
  
2011年 アメリカ・ドイツ  (UNKNOWN) 
ミステリー・スリラー    
  
<監督>ジャウマ・コレット=セラ 
<キャスト>リーアム・ニーソン,  ダイアン・クルーガー,  エイダン・クイン,  ブルーノ・ガンツ,  フランク・ランジェラ,  セバスチャン・コッホ,  カール・マルコヴィクス
  
<ストーリー> 
学会出席のため、妻(ジャニュアリー・ジョーンズ)とドイツ入りした植物学者のマーティン・ハリス博士(リーアム・ニーソン)は、ホテルに到着したとき、空港に鞄を忘れたことに気がつく。慌てて空港に戻る途中、乗っていたタクシーが事故にあい、気がついたのは、4日後、病院でだった・・・。
  
<感想> 
あぁ、なるほど、そういうこと! 
と、終盤で、主人公と共に気がつきました(^^;。 
なかなか面白いミステリー映画です。
  
事故で、頭を打って、記憶喪失に・・・。 
誰でもあり得る話で、その時、自分ならどうするか。 
やっぱり、一生懸命、自分のこと、身内のことを調べまくるでしょうね。 
それなのに、やっとたどり着いた身内から、自分自身を全否定されたら・・・。
  
彼のような立場の人間が、こんな状況になり、そして、記憶が完全に戻ったとき、いったい何を思って、どんな反応をするものなのか?? 
やっぱり、元の自分の思考回路に、戻るような気がするけど・・・。 
それとも、全くまっさらな自分になるのかな。 
どちらにしても、その空白の時間が長ければ長いほど、混乱はひどくなるのでしょうけど、この映画ほどの方向転換は、あり得ないような・・・(^^;。
  
そんなわけで、彼の元の組織も、対応に、大いに苦慮したわけだけど、 
結局、言うほどすごい組織じゃなかったような気もしちゃいましたねぇ。
  
主演は、「96時間 」以来、アクションバリバリのリーアム・ニーソン。 
相変わらず、笑っちゃうほど不死身ですが、 
大人のアクション、魅せてくれます。 
共演のダイアン・クルーガーも、違和感のない存在感。 
あんなに綺麗な人が、移民で、苦労してるなんて、ちょっとあり得そうもないけど。 
でも、川に落ちたタクシーから、リーアムを助け出す所なんて、凛々しくて、頼もしかった。(2012,04,28)
 |   
 | 
 |