ウォール・ストリート |
2010年 アメリカ (WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS)
<監督>オリヴァー・ストーン
<キャスト>マイケル・ダグラス, シャイア・ラブーフ, ジョシュ・ブローリン, キャリー・マリガン, スーザン・サランドン, フランク・ランジェラ, チャーリー・シーン
<ストーリー>
ニューヨークに住む、若き金融マン、ジェイコブ(シャイア・ラブーフ)は、恋人のウィニー(キャリー・マリガン)と、順風満帆な生活を送っていたが、ある日、勤務先の銀行が破綻し、尊敬していた経営者が自殺してしまう。彼は、その原因を作った金融界の黒幕ブレトン(ジョシュ・ブローリン)に、復讐を誓う・・・。
<感想>
「ウォール街」の続編です。
私が「ウォール街」を見たのは12年前、当然ながら、ほとんど内容を忘れていたのですが、時代がだいぶ進み、前作を覚えていなくても、これはこれとして、まあ面白く見ることができました。
でも、やはり、前作とペアにしてみた方が、より楽しめるかと思います。
時代はすっかり変わり、主人公は、前作の主人公・ゲッコーの娘の恋人です。
そして、まさに、アメリカの住宅バブル崩壊の時=サブプライム問題のさなかです。
あのとき、本当に世の中、大変でした。
でも、こんな時ほど、彼らマネーゲームをする人たちにとっては、まさに、人生をかけた大勝負に打って出るときなのでしょう。
勝ち組は、大手を振ってほくそ笑み、負け組は、青い顔で駆け回る。
ほとんどの人は、大損をして、大変なことになるわけですが、中には、逆風の時代を逆手にとって、大もうけする人がいるわけで、世の中、いろいろな人がいるもんです。
分かりやすくは描かれていると思いますが、それでも金融音痴の私には、むむ??と悩むところもありましたが、私の理解を超える世界に唖然とさせられて、それなりに、面白かったです。
こういう世界の人とつきあったら、絶対人間不信になりそうですねーー。(2012,09,17)
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