ウエディング  |
１９７８年 アメリカ コメディー
＜監督＞ロバート・アルトマン
＜キャスト＞ ミア・ファロー , ヴィットリオ・ガスマン , リリアン・ギッシュ , ジェラルディン・チャップリン , ローレン・ハットン
＜ストーリー＞
大富豪同士のカップル、マフィン・ブレナー（エイミー・ストライカー）とディノ・コレリ（デジー・アーナズ・ジュニア）の結婚式が始まろうとしていた。出席者は二人の親族だけ。式の後、コレリ家で披露宴が行われる予定だったのだが、その直前にディノの祖母、ネティ（リリアン・ギッシュ）が亡くなるなってしまう。そのことを秘密にしたまま、披露宴は、進行するのだが、他にも次々と波乱が起きる・・・。
＜感想＞
結婚式の最中に、祖母が亡くなり、花婿が花嫁の姉を妊娠させ、花嫁のヌードの肖像画がプレゼントされ、そして、不倫が始まる・・・。結婚式にあるまじき事が次から次と起こってしまう、なんとも破天荒な群像劇です。
いかにも、群像劇がお得意なロバート・アルトマン監督作品なのですが、奇しくも、２００６年１１月２０日に亡くなった、アルトマン監督の追悼鑑賞となってしまいました。合掌。
群像劇なので、たくさんの登場人物が、一度に登場するし、知っている俳優さんがほとんど居なかったので、頭がゴチャゴチャになるかなと思いながら見ましたが、登場人物全員が、全て、個性的なので、その心配はあまりありませんでした。
それにしても、こんなハチャメチャな結婚式、困るでしょうねぇ。最後も、極めつけにすごいことになってしまったりします。
まあ、気楽に楽しめばいいコメディーなのですが、ちょっとやり過ぎ、悪趣味な気もしないではないですが、まあ、いいか（＾＾）。
群像劇大好きの、映画上級者向けの映画かもしれません。(2006,11,27)
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