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ウエスト・サイド物語      


1961年 アメリカ ミュージカル・ロマンス

<監督>ロバート・ワイズ
<キャスト>ナタリー・ウッド , リチャード・ベイマー

<アカデミー賞>作品賞、監督賞、助演男優賞(ジョージ・チャキリス)、助演女優賞(リタ・モレノ)、撮影賞。他、全10部門。

<ストーリー>
ニューヨークの下町。イタリア系のジェット団と、プエルトリコ系のシャーク団は、事あるごとに対立していた。そんなある時、ジェット団のOBトニー(リチャード・ベイマー)と、シャーク団のリーダーの妹、マリア(ナタリー・ウッド)は、ダンス会場で出会い、恋に落ちる。しかし、そのことで、ますます両者の対立は激しさを増すのだった・・・。

<感想>
「2007年は名作を見よう!」の第二弾です(^^)。
これも、昔見たきりだったのですが、DVDが家にあったので、久しぶりに見てみました。
最初の5分間ほど、このDVD壊れてる?!と思うぐらい、何も無しの音楽だけでした。ひょっとして、やっぱり不良品なのかしら?!(^^;。
そんな不安な時間が過ぎた後、ニューヨーク上空の映像が、映し出され、映画が始まります。

裏町の公園で、ちょっとばかり、かっこつけたお兄ちゃん達が、指を鳴らしながら踊るんですね〜(^^)。今見ると、少々それが気恥ずかしい感じがしてしまいました(^^;。
でも、見慣れてくると、それが気にならなくなるのは、なんといっても、すばらしい名曲とダンスに引き込まれてしまうからです。

だいぶ前に見たのに、記憶に残っていた曲も多く、トニーが切々と歌う「マリア」、アメリカはすばらしいとアニタが歌う「アメリカ」、トニーとマリアが恋する心を歌う「トゥナイト」、ジェット団の面々が歌う「クラプキ巡査への悪口」、決闘の結果が思いも寄らないことになって、冷静になろうと歌う「クール」など、本当に、すばらしい歌が続きます。

ダンスも、軽快で、小尻が素敵(^^)。
冒頭の有名なジョージ・チャキリスのダンスと、後半の「クール」が、特にお気に入りです。
アニタ役のリタ・モレノは、歌も、ダンスも、すごいですね〜。
もちろん、マリア役のナタリー・ウッドは、可憐だし、トニー役のリチャード・ベイマーも、誠実な好青年で、素敵でした。ただ、この二人の歌は、吹き替えだったそうですね。でも、本人が歌っているかのように、ピッタリ合わせてあるのが、これまた凄いです。

ストーリーは、「ロミオとジュリエット」の現代版なので、結末は分かっているのですが、やっぱりラストは、涙涙でした。
オリジナルと、役柄を比べたり、設定が変わっているのを見つけるのも、楽しかったです。(2007,01,03)



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