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ウルフマン      


2010年 アメリカ(THE WOLFMAN)
ホラー・スリラー   

<監督>ジョー・ジョンストン
<キャスト>ベニチオ・デル・トロ , アンソニー・ホプキンス , エミリー・ブラント , ヒューゴ・ウィーヴィング , ジェラルディン・チャップリン , エイサ・バターフィールド

<ストーリー>
舞台俳優のローレンス(ベニチオ・デル・トロ)は、兄ベンの婚約者グエン(エミリー・ブラント)からの手紙を見て、25年ぶりに、彼の生家である、英国のタルボット城に帰ってきた。グエンの手紙には、ベンが、行方不明になったと書かれてあったが、ローレンスが、家に着くと、ベンは、変わり果てた姿で、すでに亡くなっていた。村人たちは、昔の怖ろしい伝説が甦ったと、噂しあっていた・・・。

<感想>
いわゆる”狼男”ですから、今まで何回も見たことがあって、ストーリーっていうか、
どのように、話が進んでゆくかは、もう分かっています(よね?)。

ちなみに最近見た”狼男”関連映画は、クリスティナ・リッチの「ウェス・クレイヴン’s カースド」と、ジャック・ニコルソンの「ウルフ」(^^)。
クリスティナ・リッチのは、ちょっと変わり種で、彼女の色っぽさが良かったし、ジャック・ニコルソンの方は、現代版(当時の)ですね。

本作の場合、舞台はイギリスで、時代も1891年という、とっても正統派で、本格的な”狼男”です(^^)。

変身シーンは、予告編でもたっぷり見せてくれているので、あまり驚きがないのが、残念でしたが、まあ、こんなものでしょうか。
残虐シーンも、これでもかっていうほどあるので、苦手な人は、止めた方がいいかも。

今回、一番良かったのは、主役に、ベニチオ・デル・トロを配したところかな。
彼は、元々目つきが鋭いので、オオカミ役がとても似合っていました。
完全にオオカミになった(作り物然とした)顔より、途中の白目を剥くような所の方が、怖かったですーーー(^^;。
ここら辺は、演技派の彼ならではかしら〜〜。

それにしても、狼男のことを、村では伝説として、そして、町では医学としてとらえている所なんか、なかなか面白かったです。
日本の”狐憑き”みたいなものかしらね〜。(2010,04,23・・・映画館にて)






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