美しい夜、残酷な朝          |  
  
2004年 香港・日本・韓国 (THREE... EXTREMES) 
サスペンス   
  
日本・韓国・香港の共同で製作されたオムニバス作品。
 
  
○cut 
<監督>パク・チャヌク 
<キャスト>イ・ビョンホン	,  カン・ヘジョン	 
<ストーリー>
新鋭映画監督リュ・ジホ(イ・ビョンホン)が、仕事を終えて家に帰ると、妻が男に捕らえられていて、彼に恐ろしい要求をする・・・。
 
<感想>
グロテスクで、イタい作品でした。 
撮影現場と、自宅が全く同じなのが、おしゃれだなと思いましたが、結局その効果があまり感じられなかったような・・・(^_^;。 
イケメンのイ・ビョンホンが、いろいろな表情、仕草をするのが見所でしょうか。
 
  
○box 
<監督>三池崇史 
<キャスト>長谷川京子	,  渡部篤郎
 
<ストーリー>
小説家の鏡子には、忌まわしい過去の思い出があり、その過去を今も引きずっているのだった。
 
<感想>
謎めいた美人小説家の謎とは何なのか。 
ホラーのようにおぞましい話でしたが、ラストのインパクトはイマイチでした。 
描写は、美しかったです。
 
  
○dumplings 
<監督>フルーツ・チャン 
<キャスト>ミリアム・ヨン	,  レオン・カーフェイ 
<ストーリー>
美しいリー夫人(ミリアム・ヨン)は、さらなる美しさを求めて、謎の女メイ(バイ・リン)が作る餃子を食べに彼女の元を訪れる・・・。
 
<感想>
美しさを追求する有閑マダム?の顛末です。 
食べられるものなら何でも食べてしまうと言う中華圏ならではの話でしょうか。 
餃子の正体が分かるにつれて、おぞましさが募りますが、ラストは、そこまでするか!!?と、絶句です(^_^;。
 
 
  
どの作品も、”美と戦慄とエロスのサスペンス”そのものでした。 
先日見た、「三人三色」(2004)と同じように、アジアの監督3人が描いたオムニバス作品ですが、今回のこの作品の方が、完成度が高くて、見応えがありました。(2016,09,20)
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