五線譜のラブレター DE-LOVELY |
2004年 アメリカ 伝記・音楽・ミュージカル・ロマンス
<監督>アーウィン・ウィンクラー
<キャスト>ケヴィン・クライン , アシュレイ・ジャッド , ジョナサン・プライス , エルヴィス・コステロ , ケヴィン・マクナリー , ジェームズ・ウィルビー
<ストーリー>
1920年代、パリ。あるパーティーで、コール・ポーター(ケヴィン・クライン)は「パリで最も美しい離婚女性」といわれたリンダ(アシュレイ・ジャッド)と出会い、交際を始める。コールは、リンダに、自分がゲイであることも隠さずに告白するが、リンダは気にすることなく、2人は結婚する。その後、リンダは、コールの才能を発揮させようと手を尽くし、遂にブロードウェイ・ミュージカルで大成功を収めるのだった・・・。
<感想>
ミュージカルとは知らずに見たので、ちょっとびっくりしました。しかも、実在の人物の伝記だと知って、またびっくり。
両方とも私の苦手なジャンルなのですが、ケヴィン・クラインとアシュレイ・ジャッドの熱演のおかげで、とても、楽しめました。
残念ながら、コール・ポーターという作曲家を知らなかったので、その点、感動も薄いとは思いますが、聞き覚えのある音楽も何曲かあって、彼の偉大さも感じられました。
ケヴィン・クラインは、劇中でたくさんの歌を歌っていましたが、とても自然で、リラックスして聞いていられました。
また、アシュレイ・ジャッドも、とても華やかで、心の強い女性がぴったり。ファッションも素敵だし、もちろん美しいので、いくら見ていても、見飽きませんでした〜〜。
夫がゲイという、ちょっと変則的な夫婦ですが、2人のしっかりとした絆が、見ていてうらやましく思えました。
ですが、コールは、天才肌なので、それを支えるリンダは、本当に大変だったことだろうと思いますが、そこに彼女は、生き甲斐を見つけたんでしょうね〜。
メイクもすばらしくて、徐々に年老いてゆく表情がとても自然で、違和感がありませんでした。
ですので、最初から登場する死に際?のコールがケヴィン・クラインだと気づいたのは、だいぶたってからでした・・・(^^;。(2006,05,17)
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