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逆謀 反乱の時代      


2017年 韓国 (THE AGE OF BLOOD)
アクション・歴史   

<監督>キム・ホンソン
<キャスト>チョン・ヘイン, キム・ジフン

<ストーリー>
李氏朝鮮。国王・英祖の時代。大きな反乱が起きるが失敗し、その首謀者イ・インジャ(キム・ジフン)は、捕らえられた。しかし、彼を慕う武闘集団は、獄中のイ・インジャを救出し、英祖を暗殺しようとしていた・・・。

<感想>
李氏朝鮮の英祖の時代の話です。
歴史の流れは、冒頭にさらっとマンガで説明され、後は、ひたすらアクションでした。
韓国映画はよく見ていますが、歴史には疎いので、映画を見てから、どういう話だったのかもう一度調べたりしました(^_^;。韓国では、よくドラマ化される時代なので、みんな知っている話なのかな。

要するに、獄中にいる反乱軍の頭首を仲間が救い出し、現王である英祖の暗殺をしようという話です。
なんと、王の周りは、すでに反乱軍ばかりで、王の命は風前の灯(ともしび)。そんな時、主人公、キム・ホだけが王の味方として、一人だけで、相手をバッタバッタと倒してゆくのでした。

一晩の出来事なので、画面はひたすら暗くて、よく分からないシーンも多かったですが、何しろずっとアクションでした。
主人公は、何度も刺されたり、切られたり、貫かれたりするのに、絶対死にません!主人公なので、死ぬわけがないのです(^▽^)。
なので、ある意味、安心して見ていられます(^_^)。

主演は、チョン・ヘイン。”人気上昇中の若手男優”だそうで、勢いがありました。

ひたすらアクションを見せたかった映画なのでしょう。
いいアクションシーンもあり、主演のチョン・ヘインも頑張っていましたが、何しろアクションが多すぎて見ていて飽きてしまいました。
もっとストーリーにも力を入れた作品だったら、いい映画になったかもとちょっと残念です。

ちなみに、英祖とは、あの米びつ事件の父親で、「王の運命 -歴史を変えた八日間-」で、ソン・ガンホが演じた役。なんという父親だ!なんという国王だ!!と思うのですが、朝鮮王朝の中で、最も長生きした君主で、しかも在位期間も52年間と最も長かったそうです。こんな色々なことがあり、苦労したからこそ、政治的には、いい君主になったのでしょうか。(2020,08,25)



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