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キャロル           |  
  
2015年 イギリス・アメリカ・フランス (CAROL) 
ロマンス    
  
<監督>トッド・ヘインズ 
<キャスト>
ケイト・ブランシェット	,  ルーニー・マーラ	
  
<ストーリー> 
1952年、クリスマス直前。百貨店で働くテレーズ(ルーニー・マーラ)は、一人の女性客(ケイト・ブランシェット)に目を奪われる。彼女におもちゃを売った後、手袋の忘れ物に気がつき、二人は、再び逢うことになる・・・。
  
<感想> 
風景が美しく、ケイト・ブランシェットが美しく、ルーニー・マーラが美しい、とにかく美しい映画でした。
  
自分を殺して結婚生活を続けているキャロルと、順調なのに、何か物足りない生活を送っていたテレーズが、出会うべくして出会ったところから物語が始まります。 
出会った瞬間から、惹かれ合う二人。 
男女でも、同性でも、こういう一目惚れのような感覚って、一緒なんでしょうね。 
友人同士で始まった二人の関係は、いつしか、恋人へと発展する。 
その過程が、とても自然です。 
それは、ケイト・ブランシェットの堂々とした立ち居振る舞いや、自分自身に、正直に生きているというオーラが半端なく感じられるからでしょうか。 
ケイトの存在感、圧倒されます。 
そんな彼女に、心から惹かれたテレーズを演じたルーニー・マーラの可憐なこと! 
彼女って、こんなに綺麗だったんだと、驚きました。
  
そして、ラストシーン。 
やっと正しいところにたどり着いた安堵感で、ちょっとウルッとしてしまいました(^_^)。(2017,02,05)
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