シネマチェックトップページ50音別indexカ行index 


カーズ      


2006年 アメリカ (CARS)
アニメ

<監督>ジョン・ラセター
<声のキャスト> オーウェン・ウィルソン, ポール・ニューマン, ボニー・ハント, トニー・シャルーブ, マイケル・キートン
(日本語吹替版):土田大, 戸田恵子

<ストーリー>
車が、人間のように生活している世界。そこで人気のカーレース”ピストン・カップ”に出場する若手天才レーサー、ライトニング・マックィーン(声の出演;オーウェン・ウィルソン・土田大)は、自分のことしか考えないいやな奴だった。そんな彼が、レース会場に向かう途中で迷い込んだのが、田舎町、ラジエーター・スプリングスだった・・・。

<感想>
この夏、第2作目が公開されるピクサーアニメの「カーズ」シリーズ第一作です。
車には、全く興味がないので、楽しめるかなぁと、ちょっと心配しつつ見ました。

人間のように車が生活している世界。
そんな世界って、ちょっと無理があるんじゃあるまいかと思っていましたが、
そんな事もなく、とても自然に擬人化されていました。

主人公は、生意気な天才レーサー。
どうしても、若くて天才的な実力があったら、他の人・・・じゃなくて、車を見下してしまいますよね〜。
そんな彼が、ある田舎町に迷い込んで、
そこで、いろいろな車から、いろいろな事を学び、一人前の車になってレースの世界に戻るまでを描いています。

描かれているのは、車ですが、
当然のことながら、人間世界に置き換えて考えられることばかり。

とても教訓的な内容ですが、
愛らしい車たちの表情と、美しい映像で、すんなりと、心の中に溶け込んできます。

ただ、ストーリー全てが、予定調和的で、想像通り、あまりワクワクするところもありませんでした。
映像はとても綺麗だったので、大画面で見た方が、楽しめたかな〜。
でも、車が好きな、大人や子どもなら、十分楽しめると思います。

新作は、3Dなのかしら?
大画面で、飛び出してきたりすると、楽しそうだな。(2011,05,20)



シネマチェックトップへ