カサノバ |
2005年 アメリカ アドベンチャー・コメディー・ロマンス
<監督>ラッセ・ハルストレム
<キャスト>ヒース・レジャー , シエナ・ミラー , ジェレミー・アイアンズ , レナ・オリン , チャーリー・コックス
<ストーリー>
18世紀、ヴェネチア。当時、巷(ちまた)の話題を独占していたのが、究極のプレイボーイ、カサノバ(ヒース・レジャー)。修道女との愛の現場に踏み込まれたカサノバは、役人に捕まって縛り首になるところを知り合いの総督に助けられた。そんな彼に、総督は、結婚して、身を固めることを命令する。仕方なくヴィクトリア(ナタリー・ドーマー)と婚約した彼は、その直後、街で出会った女性フランチェスカ(シエナ・ミラー)に一目惚れしてしまう・・・。
<感想>
見終わって、あ〜面白かったと思えた映画でした。
おとぎ話のような、冒険物語のような、そんな感じの映画です(^^)。
さてさて、カサノバとは、いったいどんな人物なのか??映画のオフィシャルサイトを見てみると、1725年に役者の子として生まれた実在の人物で、ヨーロッパ中を旅して、さまざまな冒険をし、その生涯を「回想録」として残し、1798年に亡くなったそうです。その内容は、相当スキャンダラスだったらしいです。そして、彼の生き方は、”ダンディズムの極地”と言われるそうです。280年あまり経った今また、映画化されるんですから、すごいお人ですよね。
映画は、ある変わった視点から書かれていて、途中は、もう、むちゃくちゃになってしまって、これをどう収拾するのかと、ハラハラしていたら、きちんと収束したので、これまた驚き。さすが、ラッセ・ハルストレム監督です(^^)。面白い話になっていると思いました。
カサノバのことについて、多少でも知っている人には、ヒース・カサノバは、少々物足りないカサノバかもしれません。アクがなくて、スキャンダラスな下半身男というよりも、好青年風に描かれていますから。
でも、全然知らなかった私には、すごく面白かったです。
出演者も、なにげに豪華。カサノバが愛する女性、シエナ・ミラーは、初めて見る女優さんで、あまり華がなかったですが、知的で、意志が強そうで、女性っぽくないところが、逆に、カサノバの琴線に触れたのかなと思わせる魅力がありました。
フランチェスカの弟役の俳優さんも、なかなか良かったのですが、あの方のお名前は??ご存じの方、教えてください〜〜(^^)。(2006,06,28)
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