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カサンドラ・クロス      


1976年 イタリア・イギリス (THE CASSANDRA CROSSING)
スリラー・アクション

<監督>ジョルジ・パン・コスマトス
<キャスト> リチャード・ハリス, バート・ランカスター, ソフィア・ローレン, エヴァ・ガードナー, マーティン・シーン, アリダ・ヴァリ

<ストーリー>
アメリカが極秘に研究していた細菌を偶然に浴びてしまったテロリストが、ヨーロッパ大陸縦断列車に乗って逃亡しようとしたために、車内にはその細菌による伝染病が広まってしまう。事態の収束を急ぐアメリカ軍のマッケンジー大佐(バート・ランカスター)は、列車を、老朽化した鉄橋、カサンドラ・クロスに、誘導するが・・・。

<感想>
題名だけは、知っていて、いつか見たいと思ってました!(^^)。

ひょっとすると、子どもの時に、TVの洋画劇場かなんかで見たことがあるのかもしれません。
列車のパニックシーンが記憶にあるんですよね〜。

今回改めて見ると、ものすごく豪華キャストなので、びっくり!
しかも、ハリウッド映画じゃなくて、イタリア・イギリス製作なのね。
だから?アメリカは、物騒な物を秘密裏に研究していた悪者扱い(^^)。

まだ研究途中の細菌に、感染したテロリストが、逃げ込んだ列車の中で発病。
この細菌の感染力とか、致死性とかが分からないため、取りあえず、列車を密室状態にしてしまうという、強行策がとられます。

詳しいことを何も知らされずに、止まるべき駅にも停車せず、
やっと駅に着いたと思ったら、防護服を着た人たちに、窓をふさがれてしまうって、最悪ーーー(^^;。
まあ、感染を拡大させないためには、仕方がないとはいえ、乗客は、不安で、パニックでしょうねぇ。
その上、もっと怖ろしいことが・・・。

35年前の映画ですが、今見ても、十分面白かったです。
列車以外のシーンは、大幅に人員削減?!されていて、少々殺風景ですが、
その分、列車シーンは、なかなかの迫力。
ラストの衝撃は、相当なものでした。
また、途中、そんなむちゃくちゃな!みたいなところもありますが、それも、今見ると、なんだかほほえましい(^^)。
もし今リメイクするとしたら、すごくお金のかかる映画になりそうですね。

キャストが豪華なのも、この映画の見どころのひとつ。
今や大御所、大スターも、この映画では、当然若く、今とは、また違った魅力があって、素敵です。(2011,06,26)



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