カラーズ 天使の消えた街           |  
  
1988年 アメリカ アクション・犯罪・スリラー
  
<監督>デニス・ホッパー  
<キャスト>ロバート・デュヴァル   ,   ショーン・ペン   ,   ドン・チードル   ,  シーモア・カッセル
  
<ストーリー> 
ストリート・ギャングの抗争が続くロスアンゼルス。新しくコンビを組んだベテラン警官ホッジス(ロバート・デュヴァル)と新人のマクガヴァン(ショーン・ペン)が、ギャングたちの動向に目を光らすが、ホッジスの捜査方針に、マクガバンは、納得が出来ない。そんな時、また、事件が起こった・・・。
  
<感想> 
20年近く前の映画なので、ショーン・ペンが若くて、可愛いく、新人警官らしい、血気盛んな警官役がピッタリです。 
それとは対照的なのが、ベテラン警官ホッジス役のロバート・デュバル。彼もいかにもベテラン警官風で、ストリートギャング達に対する態度も、彼らを見守る近所の頼れるオヤジのようで、ぴったりでした。ギャングたちも、彼を信用しているのが、よく分かります。あんな関係に持って行けたら、お互いにとって、すごくいいでしょうね〜。
  
しかし、そんな風に彼らに接していても、ギャング同士の抗争は、なかなか収まらず、死には死をもって、対抗するという連鎖がなかなか止まりません。 
ギャングといっても、まだ学校にも通っているような少年もいて、そんな彼らが、殺し合う姿は、やりきれないです。
  
映画は、ベテランと新人の警官コンビが、街の平安を取り戻そうと、奮闘する姿と、ストリートギャングたちの血で血をあがなう抗争の様子を描いています。 
二人の警官の対比が特に面白く、新旧の力関係が微妙に変化する様子がなかなか秀逸。 
警官とギャングとの関係も、こんな感じなのかと、面白かったです。 
主演二人も適役で、最後まで引きつけられるように、見ていました。特に、ロバート・デュバルは、この後の作品「フォーリング・ダウン 」でも、味のある老警官役を演じていて、はまり役です。 
監督は、俳優のデニス・ポッパー。(2006,10,11)
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