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カット オフ          |  
  
2018年 ドイツ (CUT OFF) 
サスペンス    
  
<監督>クリスティアン・アルヴァルト 
<キャスト>モーリッツ・ブライブトロイ,   ヤスナ・フリッツィ・バウアー
  
<ストーリー> 
検視官のポール(モーリッツ・ブライブトロイ)は、ある日、遺体の解剖中に不審な物を見つける。そこには、娘、ハンナの名前と電話番号が書かれてあった。そして、その番号に電話すると、娘が誘拐されたことが分かるのだった・・・。
  
<感想> 
ドイツ発のサイコサスペンスです。 
原作は、世界的人気を誇るベストセラー作家セバスチャン・フィツェックだそうです。
  
主人公が検視官なので、解剖シーンが何回も出てくるし、色々グロゲロなシーンもあるので、苦手な方も多いかもしれません。 
でも、犯人捜しをする主人公の目線で描かれているので、謎解きの要素もあって、それなりに面白いです。
  
また、もう一人の主人公でヒロインのリンダが、なんだかんだ言いながらも、リモートで指示されながら遺体を解剖したり、誰とも知れない犯人らしき男と戦ったりと、気丈で、根性があるところが良かったです。
  
ただ、ストーリーがあまりにも犯人に都合良く進んでゆき、主人公がその通りの動きをするのがちょっと”出来すぎ”な感じがしてしまいました。 
何か一つ歯車が狂ったら、全てが意味のないことになってしまうのに。
  
少々ややこしい上、時間的なトリックもあるので、一生懸命見ていても、ついていくのが大変でした。 
そして、ラストも、何やら意味ありげなシーンがあり、ちょっとフラストレーションがたまってしまいました(^_^;。(2020,07,26)
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