起終点駅 ターミナル |
2015年 日本
<監督>篠原哲雄
<キャスト>
佐藤浩市 , 本田翼 ,
中村獅童 , 尾野真千子
<ストーリー>
北海道でひっそりと国選弁護人として生きている鷲田完治(佐藤浩市)は、ある日、自分が弁護した女性(本田翼)の来訪を受ける・・・。
<感想>
北国に一人で住み、かたくなに国選弁護だけを引き受けている男、鷲田完治。
彼が背負っているものは、何なのか・・・。
訳ありな雰囲気の男を佐藤浩市が渋く演じています。
絵になりますね〜。
そしてある日、わびしい一人暮らしの彼の家に、彼が弁護を担当した若い女性が突然やってくる・・・。
映画は、淡々と進んでいきます。
冒頭に描かれる、昔の彼女との関係から始まって、各所にミステリアスな箇所があり、その都度わくわく?しながら見ていたのですが、結局その方向には進まず、どこまでも、男と若い女性との淡々とした関係が描かれてゆきます。
とりわけ残念だったのは、終盤、彼女の実家での出来事がそのまま掘り下げられずに終わってしまったこと。
いったいどういうことだったのでしょう??
でも、この作品は、そういうことを描く作品ではなかったようです。
一人暮らしの彼は、”食”に興味を持っていたようでした。
出てくるのは、ザンギ・・・知らないと、何??と思いますねぇ。
それから、いくらの醤油漬け。おいしそう!!
共演は、本田翼。まあ、頑張っています(^_^)。
でも、この作品は、ひとえに、渋い佐藤浩市を見る映画でした。
面白い三谷映画の彼もいいですが、やっぱりこっちの彼が本命かな。(2019,10,14)
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