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かごの中の瞳      


2016年 アメリカ (ALL I SEE IS YOU)
ミステリー・ロマンス    

<監督>マーク・フォースター
<キャスト>ブレイク・ライヴリー, ジェイソン・クラーク , イヴォンヌ・ストラホフスキー

<ストーリー>
事故で失明したジーナ(ブレイク・ライヴリー)は、優しい夫(ジェイソン・クラーク)に支えられながら、幸せな日々を送っていた。そんなある日、角膜移植手術を受けることになり、彼女の生活は一変する・・・。

<感想>
アメリカの映画ですが、主人公一家が住んでいるのがタイで、ヒロインが角膜移植手術を受ける・・・というと、ホラー?!と思いがちですが(私だけ?)、そうではなく、ヒロインが視力を取り戻すことによって、それまで順調だった夫婦の関係がぎくしゃくしてしまうという話です。

過去の事故で失明したヒロインのジーナは、夫に支えられながら落ち着いた生活をしていて、子供も望んでいます。

映像は、あたかも彼女の視力を体現しているようで、手術前と手術後、そしてその後の彼女の状態と気持ちが、まるで自分が体験しているかのように伝わってきました。

ストーリーは、やや冗長で退屈。
はっきりとしたシーンを見せずに、見ている側に想像させるようになっていて、なんだか面倒くさい(^_^;。
実際私は、”目薬”のシーンでは、一時、間違ったイメージを持ってしまいました(T_T)。

想像はしていましたが、目が見えるのと見えないのとでは、こんなにも世界が変わってしまいまうんだと驚きます。
この夫婦の関係の変化と、心境の移ろいが、胸に刺さりました。(2020,04,18)



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