かいじゅうたちのいるところ         |  
  
2009年 アメリカ (WHERE THE WILD THINGS ARE) 
アドベンチャー・ファミリー    
  
<監督>スパイク・ジョーンズ 
<キャスト>マックス・レコーズ ,   キャサリン・キーナー ,  マーク・ラファロ   
声の出演 : クリス・クーパー ,   ジェームズ・ガンドルフィーニ ,   キャサリン・オハラ ,   フォレスト・ウィッテカー ,   ポール・ダノ 
  
<ストーリー> 
8歳の少年マックス(マックス・レコーズ)は、母親(キャサリン・キーナー)や、姉が一緒に遊んでくれず、エネルギーをもてあましていた。そんなとき、母親と大げんかをして家を飛び出したマックスは、ボートに乗り、見知らぬ島にたどり着く。そこは、大きな怪獣たちの住む世界だった。
  
<感想> 
コルデコット賞を受賞したモーリス・センダックの世界的ロングセラー絵本の映画化で、大きな体の怪獣たちの世界に迷い込んだマックスの冒険物語です。
  
子供にとって、自分中心に回っていかない現実世界は、かんしゃくの種。 
だから、いつも彼らは、想像の世界に迷い込みます。
  
大きな怪獣たちは、ちょっと怖いけれど、でも、自分が、彼らの王様になってしまえば、こんな楽しいことはない! 
力が強くて、大きな体の彼らは、何でも、すぐに作ってくれるし、大きなジャンプもへいちゃら! 
彼らと野山を駆けまわったら、もう最高!
  
でも・・・・。
  
空想の世界でも、トラブル発生! 
そして子供は、安心出来る現実世界に戻って来るんでしょうね。
  
大きな怪獣たちが、ゆるキャラを不気味にした感じで、キモかわいい。 
ポヨンポヨン弾むところも、気持ちよさそう(^▽^)。 
でも、空想の世界にも、最初から、不穏な空気が流れているのが、子供向けというより、大人向けって感じですね。 
原作絵本や、この映画を見た子供の感想を聞いてみたいです。(2012,12,23)
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