渇き          |  
  
2009年 韓国(THIRST) 
ホラー・ロマンス    
  
<監督>パク・チャヌク 
<キャスト>ソン・ガンホ ,   キム・オクビン ,   シン・ハギュン ,  オ・ダルス,  キム・ヘスク
  
<ストーリー> 
カトリックの神父サンヒョン(ソン・ガンホ)は、病院で重症患者を看取ることに疲れ、アフリカの研究所に向かう。そこで彼は、秘密裏に行われている致死率100%の謎のウィルスに対するワクチン開発に、その身を捧げることにする。まもなく彼は、発病し、死亡するが、奇跡的に生き返る・・・。 
  
<感想> 
韓国発のヴァンパイア映画です。
しかも、青白く、ひょろっとしたイメージの吸血鬼を、あのソン・ガンホが演じます(^^;。 
ゾンビ映画と並んで、ヴァンパイア映画も大好きなのですが、この映画は、予告編の段階で、パス!と決めました。 
だって、ソン・ガンホが吸血鬼だなんて、イメージ全然合いませんもん!
  
でも、なんだかんだ言いつつ、いつものように、韓流映画大好きさんとDVD鑑賞。
  
監督は、「オールド・ボーイ」、「親切なクムジャさん」のパク・チャヌク監督なので、映像は残酷で、美しく、そして、今回は、エロティックでもありました。 
また、韓流映画特有の、シリアスなのに、クスッと笑えるところも多くて、突っ込みを入れつつ、楽しめる映画でした。
  
ヴァンパイア映画を期待していた私にとって、エロティックな前半は、とても退屈だったのですが、 
ある事件を境にして、後半は、劇的な展開で面白くなり、またラストは、美しく切ないヴァンパイア映画として、楽しむことが出来ました。
  
主演のソン・ガンホは、10kgの減量によって、いつもより、スリムで、裸になっても、醜くありません(^^)。よかったよかった。 
しかも、痩せたことによって、若返って見えて、まるで青年のような心の葛藤も違和感なく、さすが名優です(^^)。
  
彼と共に堕ちてゆく女性テジュ役は、キム・オクビン。 
初めて見る女優さんでしたが、シーンによって、表情の変化が見事な女優さんでした。(2011,04,04)
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