訣別の街 |
1996年 アメリカ スリラー
<監督>ハロルド・ベッカー
<キャスト>アル・パチーノ , ジョン・キューザック , ブリジット・フォンダ , ダニー・アイエロ , マーティン・ランドー
<ストーリー>
雨のニューヨークで、子供が流れ弾に当たって死亡した。撃ち合ったのは、保護観察中の男と刑事。二人の間に何があったのか分からないまま、ニューヨーク市長(アル・パチーノ)は、刑事の入院先や、子供の葬儀に駆けつけ、犠牲者の家族を哀悼する。そして、事件の真相が、徐々に分かってくるのだが・・・。
<感想>
市民を巻き添えにした銃撃事件が、やり手のニューヨーク市長と、その補佐官の運命を狂わしてゆく・・・という話です。
この映画を見ていると、世間でやり手・・・と言われている人の日常って、こんな感じなのかな〜と思えてきます。
特に、政治家には、いい補佐官が必需ですね。
そして、人たらしで、カリスマがあって、強引で、押しが強くて・・・。
そうでないと、人の上には、立てないって事でしょうかね。
末は、大統領まで上り詰める野心を持った市長にアル・パチーノ。
いかにも癖があって、ぴったりの役です。
でも少々ダークすぎるかな。
ちょっと間違えると、マフィアに見えちゃったりして(^^)。
補佐官には、若くて、つるっとした、ジョン・キューザック。
いわゆる、秘書みたいな感じで、市長の知りたい事、知っておくべき事を先回りして調べ、情報提供する仕事。
この情報提供のタイミング、大切ですね〜。切れもんじゃないと、出来ません(^^)。
でも、途中からは、何故か単独で、行動。・・・こんな事、無理では??(^^)。
途中、人間関係が分からなくなりそうでしたが、ラストには、綺麗にまとまりました。
どんなに未来を嘱望されていた人でも、こんな風にして、チャンスを失って消えていく人も、多いのでしょうね。。。(2010,01,23)
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