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危険な関係      


1988年 アメリカ (DANGEROUS LIAISONS)
ロマンス

<監督>スティーヴン・フリアーズ
<キャスト>グレン・クローズ, ジョン・マルコヴィッチ, ミシェル・ファイファー, キアヌ・リーヴス, ユマ・サーマン

<ストーリー>
18世紀、パリの貴族社会。メルトイユ侯爵夫人(グレン・クローズ)は、恋人の伯爵が、若い娘(ユマ・サーマン)と結婚すると聞いて、復讐を誓う。そのために、ドンファンとして名高い、バルモン子爵(ジョン・マルコヴィッチ)に、その娘を誘惑するようにと、そそのかすのだった・・・。

<感想>
コスプレ映画は大好きで、特にこの作品は、お気に入り。
久々に再見してみました。

この頃のフランス貴族たちのおどろおどろしい人間関係!
あまりの怖ろしさに、思わず、クラクラ、ワクワク?!してしまいます(^^)。
”人の不幸は、蜜の味”・・・
善良で、貞淑な女性たちが、次々と地獄へと落ちていく姿は、憐れで、悲しいけれど、第三者的に見ているには、割と楽しいものなのです。←←悪趣味(^^;。

冒頭、彼らの生活の始まりは、まず、目覚めるところから、全て人任せ。
何人もの侍女や、お付きが、彼らの着替えを、テキパキと、こなしてゆきます。
あの豪華で、無駄っぽい絢爛衣装・・・。
確かに、あれは、一人じゃ着れないでしょうねぇ(^^)。

そんな彼らの楽しみは、悪意に満ちた人のうわさと、自分をないがしろにした者への復讐。

グレン・クローズと、ジョン・マルコビッチが、計略をめぐらす姿は、毒々しくて、もう、この二人にぴったり。
二人とも、美男美女じゃないだけに、かえって、リアルに感じられます。
特に、マルコビッチの、あのいやらしげな物腰や、視線や、口調は、もう最高ですね。

二人の毒牙にかかるのは、ミシェル・ファイファーと、ユマ・サーマン。
二人とも若くて、きれい〜。
あぁ、ダメよ、心を許しては・・・と、ミシェルを応援するもかなわず・・・(T_T)。

結局は、人の心をもてあそぶと、手痛いしっぺ返しが来るんですけどね。

豪華絢爛で、爛れた世界をご覧になりたい方は、是非どうぞ。
あ、キアヌ・リーブスも、出ています(^^)。(2012,02,05)



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