きみの友だち          |  
  
2008年 日本 青春     
  
<監督>廣木隆一 
<キャスト>石橋杏奈 ,   北浦愛 ,   中村麻美  ,   大森南朋  ,   柄本明  ,   田口トモロヲ  ,   宮崎美子 ,  吉高由里子 
  
<ストーリー> 
フリースクールに取材に訪れた中原(福士誠治)は、そこでボランティアをしている恵美(石橋杏奈)と出会う。子供たちとの関わり方に戸惑う中原に、恵美は、自分の子供の頃の話を静かに語り始める。彼女には、一人のかけがえのない親友がいたのだった・・・。
  
<感想> 
直木賞作家・重松清の同名小説の映画化です。
  
とても淡々とした、ドキュメンタリーのような雰囲気で、映画は始まります。 
なので、最初は、挫折しそうでした・・・(^^;。 
知っている俳優さんも、ほとんどいないし・・・(^^;。
  
でも、ヒロイン・恵美の子供の頃の話になってくると、俄然、面白さが出てきます。 
性格の違う二人が、どうして親友になったのか。 
彼女たち二人の関わり方が、徐々に胸を熱くしてゆきます。
  
その二人の他に、恵美の弟の話、その先輩の話、そして、現代の恵美の話・・・。 
いろいろな話が、静かに挿入されています。
  
こんな友だちの関係、いいな〜と思ったり、こんな気持になることもあるよね〜と、思ったり。 
いろいろな気持が入り混ざりながら、映画を見ていました。
  
原作は、短編連作集だそうなので、こういう映画の作りになったのでしょう。 
でも、映画だけ見た私としては、少々分かりにくくて、戸惑いました。 
特に、遠景で映しているシーンが多いので、人物の表情が分かりにくく、しかも、誰が誰やら分からない!?なんてこともあったりして、そこらへんが、とっても残念でした。
  
私は、この原作は読んでいないのですが、とても評判のいい小説なので、是非読んでみたいと思います。(2009,10,04)
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