恋人たちの予感：シネマチェック：

恋人たちの予感　　　

１９８９年　アメリカ　コメディー・ロマンス

＜監督＞ロブ・ライナー
＜キャスト＞ビリー・クリスタル , メグ・ライアン , キャリー・フィッシャー

＜ストーリー＞
ニューヨークで新生活を始めるサリー（メグ・ライアン）は、親友の恋人で初対面のハリー（ビリー・クリスタル）と、車の相乗りの旅をすることになった。お互いのことを話すうちに、二人は根本的な考え方の違いで衝突し、ケンカ別れしてしまう。５年後、再会した二人には、それぞれパートナーがいた。そして更に５年後、二人は、再び巡り会い、友達になる・・・。

＜感想＞
この映画からメグはラブ・コメの女王へと大飛躍したそうです。ラブコメというと、同じような題名が多いので、危うく、見逃すところでした。

テーマは、男女間で友情は成立するのか？！なるほど、これは、永遠のテーマですねぇ（＾＾）。私自身は、そういう関係は、あってもいいとは思うのですが・・・。

メグは、２０歳から３０歳ぐらいまで演じていますが、最初の、２０歳そこそこのメイクと髪型は、おっ！と、ちょっと引いてしまうほど、かわいこぶりっこちゃんです。この時、メグは、２８歳ぐらいですから、相当サバを読んでいるわけですが、でも、可愛いんですよね～～（＾＾）。
その後、２５歳、３０歳となっていって、見かけも落ち着いてくるのですが、それでも、年相応にキュートです。なるほど、これで、ブレイクしたわけですね～。

相手役は、なんと、ビリー・クリスタル。ビリーというと、アカデミー賞の毒舌司会がすごく印象が強くて、このようなラブ・コメのイメージがないのでびっくりです。しかも、２０歳ぐらいの役の時は、髪型が違っていて、全然分かりませんでした（＾＾）。
でも、この彼が、いいんですよ～。変に理屈っぽくて、それでいて、いつまでも元の妻を忘れられず、それでいて、なんか、素直じゃなくて、オタオタしていて・・・（＾＾）。
この彼が、ラストに・・・。だからこそ、キュンとなるんですよね～（＾＾）。
この映画の成功は、このキャスティングにあるのだと思いました。(2006,12,24)