キング・オブ・シーヴズ |
2018年 イギリス (KING OF THIEVES)
犯罪
<監督>ジェームズ・マーシュ
<キャスト>マイケル・ケイン, ジム・ブロードベント, トム・コートネイ , チャーリー・コックス,
ポール・ホワイトハウス, マイケル・ガンボン, レイ・ウィンストン
<ストーリー>
昔、金庫破りとしてならしたブライアン(マイケル・ケイン)も、年老いた今は足を洗って平穏に暮らしていたが、ある日、若いバジル(チャーリー・コックス)に、おいしい金庫破りの計画を持ちかけられる・・・。
<感想>
イギリスであった実在の窃盗事件の映画化作品です。
かつての大泥棒も、年老いて、隠退生活をしていたが、そこに、美味しい話が転がり込んできたという話です。
引退しているとは言え、うまい話が転がり込んできたら、つい話に乗ってしまい、大計画を立て、それを実行に移してしまうところは、さすが往年の大泥棒たちです。成功すれば、大金が入手出来るし、まだまだ自分たちも出来るという自信があってのことでしょう。
実際のメンバーは、60歳以上ということですが、映画では、どう見ても80歳以上の本当の後期高齢者のご老体たちでした。
仕事中に居眠りはするし、足腰を痛めたり、時代の波に乗れなかったり。そこここで、笑いを誘います。
ただ、やることは、さすがプロ。
目利きがきいたり、経験則があったりするので、計画はきちんとしているようでした。
映画の最後に、字幕で事件の顛末の解説がありましたが、やはり一番目端が利いたのは、”彼”ということなのでしょう。
実話だと知らずに見ていたので、途中、すっきりしない箇所が何カ所かあり、モヤモヤしながら見ていました。
でも実話だということでそれも納得。実際の事件では、全てがうまくスタイリッシュに終わるわけないですからね。
お年寄り映画が好きならば、楽しめますが、なんだかモタモタな感じなので、ちょっとイラつくところもありました。(2022,07,24)
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