カンチョリ オカンがくれた明日 |
2013年 韓国 (KANGCHUL)
<監督>アン・クォンテ
<キャスト>
ユ・アイン, キム・ヘスク, キム・ジョンテ, チョン・ユミ, イ・シオン
<ストーリー>
釜山港で働くカンチョリ(ユ・アイン)は、認知症の母親(キム・ヘスク)の世話をする親孝行な優しい息子。しかし、母親の手術費を捻出することが出来ず、金策に駆け回っていた・・・。
<感想>
母と子の物語でした。
認知症の母親の世話をしているカン・チョルは、心優しい青年でした。
母親は、認知症であるばかりで無く、他にも重い病気を患っていて、その手術費用を作るために、カン・チョルは、奔走するのですが・・・。
母子とはいえ、日常の中、なかなか、ここまで面倒見たりするのは、難しいでしょうが、主人公は、とっても優しく、彼の行動を見ていると、心癒やされました。すばらしい。
そんな彼も、手術費を捻出出来ず、ある決断をするのでした。
主人公のカン・チョルを演じるのは、ユ・アイン。
今までも、難しい役をこなしてきた彼の演技は、この作品でも、素晴らしかったです。
母親に対する優しさと、いざというときの行動では、顔つき、目つきが変わります。自分自身に信念、自信がないとこうはいかないでしょう。
母親役は、数多くの作品でお母さん役を演じてきたキム・ヘスク。彼女の天真爛漫さに、泣かされました。(2024,09,02)
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