ゲット･アウト　　　　　　 ２０１７年　アメリカ　（GET OUT） ホラー・ミステリー・スリラー　　　 ＜監督＞ジョーダン・ピール ＜キャスト＞ ダニエル・カルーヤ , アリソン・ウィリアムズ , キャサリン・キーナー ＜ストーリー＞ ニューヨークに住む黒人青年クリス（ダニエル・カルーヤ）は、恋人の白人女性ローズ（アリソン・ウィリアムズ）の実家を訪問する。そこで、彼は皆から歓迎されて、ホッとするが、何か、違和感も感じるのだった・・・。 ＜感想＞ ２０１７年のアカデミー賞で多数ノミネートされ、見事脚本賞を獲得した作品です。 ずっと見たかったのですが、ようやくアマゾンプライムで見ることが出来ました(^▽^)。 黒人青年が白人の恋人の実家にはじめて訪れる話です。 冒頭に、伏線として、アメリカに未だに残る人種差別による日常と恐怖が、描かれています。 こういうことって、やはり、日本ではあまり感じることのない恐ろしさですね。 映画を見る前から、予告編などで、どんな話になるのかは想像していたのですが、どんどんエスカレートするストーリー、そして、彼らの真の目的には、ここまでするか！？と、驚きました。 底知れぬ恐ろしさがひしひしと感じられて、とくに、メイド役の女優さんの顔の演技が怖かったーーー(^_^;。 最後の方は、少々マンガっぽくなってしまいましたが、十分面白かったです。 監督は、アメリカでは有名な人気コメディアンの、ジョーダン・ピールの初監督作品だそうです。 初監督で、この大ヒット！すごいですね〜。 被差別側から見た、差別の実態や、感じる恐怖から生みだされた作品なのでしょうね。(2019,05,04)