黒水仙          |  
  
2001年 韓国 (LAST WITNESS) 
ミステリー・アクション・ロマンス   
  
<監督>ペ・チャンホ 
<キャスト>
イ・ジョンジェ	,  アン・ソンギ	,  イ・ミヨン	,  チョン・ジュノ	
  
<ストーリー> 
朝鮮戦争で、50万人の北の捕虜が巨済収容所に集められていた。北の工作員ソン・ジヘ(イ・ミヨン)は、彼らを脱走させる手伝いをするが、小学校の地下に立てこもった彼らは、次第に追い詰められてゆく・・・。
  
<感想> 
朝鮮戦争後50年。 
一人の老人が刑務所から出てくるところから話が始まります。 
50年の時の流れと、日本でのロケシーンもある、なかなか壮大なラブストーリーでした。
  
ただ、話の軸足が、殺人事件の捜査というサスペンスにあるのか、50年越しの純愛にあるのか・・・もちろん、両方なのでしょうけれど、見ているとどうも、二つの話がうまくつながらなくて困りました。 
50年という月日が長すぎるのか、時代が変わりすぎたのか??
  
とはいえ、50年越しの純愛には、泣かされました。 
あまりにも美しすぎて、そして悲しすぎる・・・(T_T)。
  
日本のロケの部分は、馴染みのある宮崎の風景、観光地が登場するのでうれしいのですが、 
設定が、無茶すぎました・・・(^_^;。 
チョン・ジュノも、頑張ってはいますが、日本人が寛容できるものではありません。 
イ・ジョンジェのアクションもかっこいいのですが、日本で拳銃を振り回すのは、やめて欲しかった・・・(^_^;。
  
アクションではなく、ロマンス映画としてなら、なかなかいい話だったと思います。(2017,08,21)
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