その土曜日、7時58分 |
2007年
アメリカ・イギリス(BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD)
犯罪・スリラー
<監督>シドニー・ルメット
<キャスト>フィリップ・シーモア・ホフマン , イーサン・ホーク , マリサ・トメイ , アルバート・フィニー , マイケル・シャノン
<ストーリー>
金策に行き詰まったハンク(イーサン・ホーク)は、兄・アンディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)に泣きつくが、アンディは、そんなハンクに、強盗をそそのかす。絶対安全で、しかも大金を奪うことが出来るというその強盗を、ハンクは実行にうつすのだが、思いも掛けない事態に陥ってしまう・・・。
<感想>
人生の小さな綻びが、大きな誤算を産み、取り返しの付かない事態に陥る様子を描いた作品です。
ストーリーを頭に入れずに見たので、えっ?えっ?!!えっっっ?!!!という感じの驚きと、苦しさに満ちた映画鑑賞となりました。
映画を見る方には、ストーリーなど、詳しく知らずに見ることをお奨めします。
もちろん知ってしまっても、その奥深くにある心の闇を感じることは出来ますけど。
映画は、唐突に強盗シーンから始まり、その後、時間をさかのぼって、その理由に迫ります。
イーサン・ホーク演じる、金欠のダメダメバツイチ男のハンクや、
フィリップ・シーモア・ホフマン演じる、謎めいた行動を取る兄・アンディ。
そして、いったいどっちの?!と思ってしまう嫁のマリサ・トメイ。
愛妻を殺された父親役のアルバート・フィニー。
登場人物が、それぞれイタイです。
どんどん追い詰められていく兄弟。
そしてその本当の理由は?!
ちょっと分かりにくさの残る映画でしたが、
複雑な人間模様に、うならされました。
ただ、フィリップ・シーモア・ホフマンのリアルなベッドシーンは、見ているのが、しんどかったわーーー(^^;。(2010,04,03)
|
|
|