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それでも恋するバルセロナ      


2008年 スペイン・アメリカ ロマンス   

<監督>ウディ・アレン
<キャスト>ハビエル・バルデム , ペネロペ・クルス , スカーレット・ヨハンソン , パトリシア・クラークソン

<ストーリー>
親友のヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)は、スペイン・バルセロナで、一夏のバカンスを過ごすことにする。現地でさっそくセクシーな画家・フアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)に声を掛けられ、恋愛体質のクリスティーナは、さっそく彼の誘いに乗るが、堅実で、婚約者のいるヴィッキーは、警戒心をあらわにするのだった・・・。

<感想>
苦手なウディ・アレンの監督作品でしたが、豪華なキャストと、アカデミー助演女優賞を獲得したペネロペ・クルスの演技を見たくて、初日に映画館に行ってきました。

まあ、一言で言うと、予告編のまんまの映画でしたね〜。
性格の違う二人の美女が、バカンス先のスペインで、セクシーな男性と出会い恋に落ち、そこに、男性の元妻が現れて、そして銃声が・・・。という話です。ね、予告編通りでしょ?(^^)
あまりにも、想像した通りの筋書きなので、逆にびっくりしてしまいました。

ストーリーは、そんな感じなので、見所は、やはり、豪華キャストです。
見た目通りのキャストのキャラクターなので、ある意味納得のストーリー展開。
そんなバカな!ちょっと過激すぎ!!と思うところもありましたが、まあ、バカンス先の出来事・・・と言うことで、こんな事もアリなのでしょうか。
でも、日本人には、この休暇の長さといい、結婚式のあり方といい、馴染みがないことばかりなのですが・・・(^^;。

ウディ監督作は、苦手なのですが、この作品は、彼が登場しないだけマシでした。でも、とても説明的で、早口で、やはり苦手っぽかったです。これが彼の持ち味なのでしょうけど、やっぱりダメですねぇ。(と、何回彼の映画を見て思った事やら(^^;)

それにしても、バカンス先のロマンスは、あまりにも安易。だからこそ、憧れてしまう女心。スカーレット・ヨハンソンぐらいの美女ならば、何をしても許されてしまうでしょうね〜〜(^^)。

アカデミー助演女優賞を獲得したペネロペ・クルスは、意外と出演時間は短かったです。まあ、助演女優賞ですから、こんなものでしょうか。最近の彼女は、かわい子ちゃんから脱却して、いい味が出てます。女のたくましさを感じます。今回の彼女の役も、一種独特の芸術家肌の女性をいい感じで演じています。予告編でも登場する、苛つきながらタバコをふかす演技なんて、とてもいい味が出ていて良かったです。(2009,06,27)






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