ザ・ブリザード |
2016年 アメリカ (THE FINEST HOURS)
アクション・歴史
<監督>クレイグ・ギレスピー
<キャスト>
クリス・パイン , エリック・バナ , ケイシー・アフレック , ベン・フォスター , カイル・ガルナー
<ストーリー>
嵐の中、沿岸警備隊にタンカー難破の連絡が入る。大荒れの海の中、隊員のバーニー(クリス・パイン)ら4人が捜索、救助に向かうのだが・・・。
<感想>
1952年2月、ブリザード襲来により、巨大タンカー・ペンドルトン号が遭難した事故と、その救出に挑んだ沿岸警備隊員たちの実話を元にした映画化作品です。
・・・しかし、実話という足かせがあるからなのか、とにかく、全く盛り上がらない作品でした。
沿岸警備隊と漁師との間の軋轢と、無能な上司のために、無謀な行動を取ることになる主人公たち。
大嵐の中、あんな小さな警備艇で出かけて行っていったい何が出来るのか。
案の定、一回目の大波で羅針盤喪失!
大波の中を木の葉のように翻弄される警備艇を操縦する主人公は、この荒波を超えたということで、何かしら満足感を得ている様子なのも、違和感ありました。仲間を危険にさらした上に、本来の仕事はこれからだというのに・・・(^_^;。
そして真っ暗な海の中、あまりにも運良く難破船を見つけたり、船の定員の問題や、手探り状態の帰港についても、ドラマチックなところは少なく、盛り上がらないんですよねーーー(^_^;。
それに、寒さ。なにしろ、2月。港では雪が降って、あんなに寒そうなのに、船の上で、波をかぶっている彼らが、ちっとも寒そうにしていないのには、違和感を感じるばかりでした。
そんな中、難破したペンドルトン号の、究極のサバイバルなエピソードは面白かったです。
斧で綱を切り、いざこざに終止符を打ったケイシー・アフレックが、かっこよかった〜(^▽^)。(2017,10,15)
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