セレブリティ |
1998年 アメリカ コメディー
<監督>ウディ・アレン
<キャスト>ケネス・ブラナー , ジュディ・デイヴィス , レオナルド・ディカプリオ , メラニー・グリフィス , ジョー・マンテーニャ , ウィノナ・ライダー , シャーリーズ・セロン , グレッチェン・モル , サフロン・バロウズ , ファムケ・ヤンセン
<ストーリー>
芸能記者のリー(ケネス・ブラナー)は、自分の人生に疑問を感じてしまい、妻と離婚し、作家として生きてゆこうとする。自分の作品を売り込むために、たくさんのセレブ達と接触するが、なかなかうまい具合に人生は進まない。一方、リーの元妻ロビン(ジュディ・デイヴィス)は、教師から芸能界への転身を図り、見事に自分の人生を切り開いてゆく・・・。
<感想>
レオナルド・ディカプリオファンの私は、彼の出演作は、もちろん全て鑑賞済み(のはず)ですが、すべてのDVDを持っているかというとそうでもなく、このDVDも今回、やっと手に入れました。
映画の方は、映画館で見たのですが、その頃は、まだあまり映画を見ていなくて、監督のウディ・アレンも知らず、出演者もレオ以外は知らないという状態で見たのですが、今回改めて、キャストを見ると、なんて、豪華なんでしょう〜(^^)。ということで、9年ぶりにまた見てみました。
ケネス演じるリーは、同窓会で、かつての友人達の姿を見て、自分は、このままでいいのか?と、悩み、ときめきのなくなった妻と離婚して、若い頃に目指していた作家の夢を叶えようとします。
セレブ達との付き合いを増やして、彼らの仲間になろうとするけれど、所詮、平々凡々な彼は、彼らセレブの生活について行けず、生活をさんざんかき回されるだけ。
彼の対比として、リーと離婚した妻ロビンも描かれます。離婚で心が荒れ、激しく落ち込んだ彼女は、ひょんなことからある男性と知り合い、人生が、好転してゆくのでした。
リーが出会うセレブの一人として、レオが出てきます。ジョニー・デップがモデルとなったと言われる映画俳優役で、ホテルで、暴れ回る役ですが、久しぶりに若いレオを見て、懐かしい・・・というよりも、むしろなんだか、身内の昔の姿を見せられたような気がしてしまって、恥ずかしかったりして・・・(^^;。
ホテルの部屋を壊したり、麻薬を吸ったり、女の子とベッドインしたり〜〜(^^)。きゃ〜、レオ若いわ〜〜(^^)。
他にも、ウィノナ・ライダー、シャーリーズ・セロン、メラニー・グリフィス等々豪華なキャスト陣となっています。今回、ウディは、出演していないのですが、そのかわり、ウディ風の演技をするケネス・ブラナーが登場します。
でも、私は、ウディ・アレン作品が、苦手なんですよねーーー。今回改めて見ても、思ったほど面白く感じられませんでした。
たくさんの人たちが出てくる群像劇ですが、それぞれの登場人物が互いに、関わりがあるわけでもなく、ただ、ハリウッドセレブ達のバカバカしい華やかさと騒々しさを皮肉たっぷりに描いているだけのような気がしました。そして、普通の男が、その仲間になろうとして、右往左往するのです。
結局女の方が、試行錯誤した上で、どんな環境でも順応しやすいって事でしょうか。
9年前に映画館で見た時は、レオの映画と言うことで、4点付けましたが、今回は、3点です(^^)。
(2008,06,01)
(1999.08の感想)
思いがけなく、様々なセレブリティの生活が描かれていて、面白かった。レオナルドディ・ディカプリオも、生き生きと演じていた。ちなみに、彼の役は、我が儘な若手売れっ子俳優で、ホテルの中で暴れ回ったりするが、これは、ジョニー・デップが、実際に起こした事件だという。
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