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スティーブン・キングのデスペレーション      


2006年 アメリカ ファンタジー・ホラーミステリー・スリラー

<監督>ミック・ギャリス
<キャスト>トム・スケリット , ロン・パールマン

<ストーリー>
ソルトレークシティに向かってハイウェイを走っていたジャクソン夫妻は、警官(ロン・パールマン)に車を止められ、車の中にマリファナが置いてあったことから、パトカーでデスペレーションという名前の町に連行されてしまう。しかし、その警官は、どこか様子がおかしく、また、町の中も、異様な雰囲気を漂わせていた・・・。

<感想>
TV映画ですが、原作がスティーブン・キングですから十分面白かったです。
特に、出だしの不気味さは、すばらしく素敵です(^^)。

平和な旅の中に突然現れた不気味な警官。この警官役が、いつも、特異なキャラクターで楽しませてくれるロン・パールマンです。彼は、そんなに大柄な人ではないと思うのですが、この映画では、すごく大男で、威圧的に見えるのは、映像効果なのか、はたまた演技力なのか。なにしろ、こんな警官にあったらイヤだなぁと思わせるには、十分すぎるほど十分な迫力を持っていました。
そして、彼に連れて行かれた町は、デスペレーション=絶望という名前の町。
そこには人影はなく、あるものといったら・・・。

この恐るべき物語が、ラストに近づくにつれて、どんどんB級画になってしまうのが、まさにキング原作ということでしょう。B級ホラーバンサイ!(^^)。
不気味な体験を感じたい方、是非どうぞ!(^^)。(2006,10,19)



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