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ジャーロ |
2009年 アメリカ・イタリア (GIALLO)
ホラー・スリラー
<監督>ダリオ・アルジェント
<キャスト>エイドリアン・ブロディ, エマニュエル・セニエ
<ストーリー>
イタリア、トリノで、外国人美女ばかりを狙った連続誘拐殺人事件が発生していた。新たに誘拐されたモデル、セリーヌ(エルサ・パタキ)の姉リンダ(エマニュエル・セニエ)は、猟奇殺人事件を専門とするエンツォ警部(エイドリアン・ブロディ)を訪ねて、捜査依頼をするのだが・・・。
<感想>
美女が誘拐され、鎖でつながれ、あげく惨殺される事件の話です。
いわゆる、猟奇殺人の話なのですが、なんだかもう、この手の話は、十分、っていうか、もう飽きましたのよ、私は(^^;・・・とか言いながらも、また見てしまいました。
監督は、「サスペリア」で、一世を風靡したダリオ・アルジェント。
私は、「サスペリア」には、因縁があって、というか、むしろ縁がなくて、むか〜し見て以来、再見できずにいるホラーの金字塔です。
あぁ、やっぱり、いつか、見てみなくちゃ〜。
でも、今回のこの作品は、まるで、ダメでした(^^;。
まず、犯人の行動とその惨状は、まるで、「テキサス・チェーンソー」のようでした。
うぅ〜〜ん、苦手だ(^^;。
そんな残虐で緊迫した事件の割に、追っている刑事とその姉に、あまり緊迫感が感じられず、ずっと違和感を感じていました。
被害者の方は、今にも殺されそうなのに・・・(T_T)。
それに、早々に正体が分かってしまう犯人が、とても不自然な感じで、あれ、この人もしかすると・・・??と思わせておいて(と言うか、勝手に自分で思ってたんだけど)、結局何もなかったり(^^;。
ウワサでは、あの犯人役は、あの人が演じているという話もあって、その意図は???なのですが、よくわかりません。
また、あるシーンでは、死体で見つかった女性が、刑事の前で突然息を吹き返し、重要なことをしゃべって、すぐに息絶えるという、ご都合主義の極みがあったりして、なんでしょうねぇ、これは(^^;という感じでした。
その事件を追っている刑事自身も、曰く付きの人物で、それでいいのか?!って感じでした。
つまり、全体にぱっとしない映画なのでした。(2012,09,02)
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