最後まで行く　　　　　　 ２０１４年　韓国　（A HARD DAY　TAKE IT TO THE END） アクション・犯罪・コメディー　　　　 ＜監督＞キム・ソンフン ＜キャスト＞イ・ソンギュン, チョ・ジヌン, チョン・マンシク ＜ストーリー＞ 刑事のゴンス（イ・ソンギュン）は、母親の葬儀中に、所内内務調査が行われることを知り、慌てて職場に戻ろうとするが、その途中、車で人身事故を起こしてしまう。慌てた彼は、被害者を車のトランクに載せ、そのまま走り去ってしまうのだが・・・。 ＜感想＞ 岡田准一主演で、日本でリメイクされているので、まず本家からと韓国版を見てみました。 ジャンルとしては、よくある韓国アクションなのに、今までAmazonプライムに出てこなかったのが不思議なぐらいな韓国らしいアクション作品でした。 韓国映画にいつも出てくる悪徳刑事（あまりにもこの手の警官が韓国映画には、頻繁に出てくるので、これが普通のことのように思ってしまう(^_^;）が、これでもかというほどの不運に見舞われ続ける話でした。 とはいえ、元はと言えば、身から出たさびなので、誰にも、どこにも文句を言う先はないわけです。 それにしても、刑事がここまでするか？！という常識はずれの行動に、途中から、腹が立ったり、怒ったりというより、むしろ笑えてしまいました。 日本版の予告編にもあったシーンが、ここに来るのか、じゃあこれからどうなるの？？あぁ、”最後まで行く”のか。 畳みかけるような不運が主人公に襲いかかる前半が、特に面白かったです。(2023,05,22)