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時間回廊の殺人          |  
  
2018年 韓国 (HOUSE OF THE DISAPPEARED) 
ホラー・サスペンス・ミステリー   
  
<監督>イム・デウン 
<キャスト>
キム・ユンジン	,  オク・テギョン	
  
<ストーリー> 
主婦のミヒ(キム・ユンジン)は、夫と息子を殺害した罪で服役し、25年後に仮釈放され、事件の起きた自宅に戻ってきた。チェ神父は、彼女の心のケアをすると同時に、謎に包まれたこの事件に興味を持つ・・・。
  
<感想> 
ホラーですが、あまり怖くはありませんでした(^_^;。 
ただ、題名から分かるように、”時間”が、大きく関わってくる話なので、ちょっとややこしいです。 
2回見ましたが、どうも納得できないところが数カ所ありました。 
私の理解力が足りないのでしょうか。 
”75年後の〜”とか、”助けないで・・・?”とか。 
私の見方が甘かったのか??
  
ホラーとしては、もっと怖く出来たでしょうに、もったいない感じ。 
また、老けメイクのせいか、コミカルに見えてしまったところもあって、どう受け止めていいのか戸惑いました(^_^;。
  
ベネズエラ映画の「マザーハウス 恐怖の使者」のリメイク作品だそうなので、俄然そちらも見たくなりました。(2019,03,19)
 
 
  
以降ネタバレです。
 
 
  
1.75年後の息子がどうして「(僕を)助けないで」と言ったのかが分からなかったのですが、他のネタバレサイトを色々読んでみて、やっと分かりました。 
あの時、息子を闇(25年後の世界)に引き込まなかったら、彼女の息子殺害容疑はなくなり、夫殺害の容疑、これは、おそらく正当防衛と見なされ、刑も軽減されるのにと思ったのですが、 
彼女の思いはそこではなく、自分は、無実の罪で辛い25年を過ごすとしても、息子の”遺伝性の心臓病”を治したいという思いで、時間を超えて息子を助けたと言うことなのでした。 
ちょっとした言葉に、深い意味が隠されていたとは・・・驚きました。 
2.75年後の老人になった息子があの場所に現れたのも、母のあの行動によって自分はこんなに長生きが出来たということを言いたかったというわけでしょうか。 
でも、そんなすがたを見せられたら、なおさら息子を助けずにはいられなくなりそうですが。
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